体が外的と戦う免疫機能の司令塔がT細胞です。T細胞は体内に侵入してきた病原体などを攻撃し迎撃します。アレルギーとは免疫機能の誤作動により本来無害な花粉などを過剰に攻撃している状況とイメージします。そこで司令塔であるT細胞が暴走しないようにブレーキをかける細胞である制御性T細胞(Treg)がスクランブル発進しT細胞を制圧します。

・Tregは酪酸などの短鎖脂肪酸を燃料に活躍してしています。
・腸内細菌の中には食物繊維を餌に酪酸を作る菌がいます。

つまり、食物繊維を食べて酪酸を出す腸内細菌がTregを増加させ、花粉症やアレルギーを撃退するサポートをしている。